とっとと会社を出てね、向かった先は横浜。ええ、雨が降ったり止んだりだったんですけどね、歩いているとまたこれがね、都会の風景も一段と趣深く見えたりするんですよね。雨上がりの街の案内板はしっとりと濡れていて、近代的なビルが立ち並ぶあの有名なみなとみらいの景色も、水に濡れた路面が光を反射して、なんだか神秘的だったりしてね。
途中で見かけた、なんともモダンなデザインの公共施設。どうやら親子のためのフロアもあるみたいで、時代のニーズに合わせた工夫が凝らされているんだなぁって、感心しちゃいましたよ。
でね、目的の場所は横浜市立図書館。野毛山の途中にある、ちょっと変わった六角形の建物でね。いやー、これがまたね、建築としても面白いんですよ。中に入ると、それはもうね、たくさんの本が整然と並ぶ書架が、どこまでも奥に続いているんですよ。あの静かで知的な空間、いいもんですよね。
ところがですよ、お目当ての本は残念ながら他への移送中とのことで、借りることはできず。ありゃりゃ、って感じでしたけどね。仕方ないんで、代わりに登山とかに関する地図をね、いろいろ見てたわけですよ。こういうのって、紙で見るのがやっぱりいいんですよね、ワクワクするというか。
でもね、本を眺めながらつくづく思ったんですよ。もうこんなに大量にある本の中から、お目当ての情報を探すってこと自体が、だんだん意味なくなるんじゃないかなって。だって、ちょっと調べたいことなら、今やAIに質問すれば一瞬で済む時代でしょ? もうだんだん、図書館とか「本」っていう紙媒体の文明自体が、なくなるんじゃないかな、と。いや、まじでね、そんな気がしてならないんですよ。
図書館にはね、楽譜のコーナーなんかもあるんですけれど。正直、AIが出てきちゃったらもうね、音楽学校に行って音楽理論を学んだり、楽器を一生懸命練習したりってことも、どうなんだろうって思うんですよ。だって最近はね、誰でも簡単に音楽が作れる時代になってしまって。これから、音楽に一生を捧げるような人って、いなくなっちゃうんじゃないかな、って不安になるんですよね。
特に、音楽学校で理論を学び、ピアノを学んで、世界的に有名なピアニストを目指すとかね。そういう人もいなくなるし、そういう音楽を聴く人も減っていったら、本当になくなっちゃうじゃないですか、そういう文化が。寂しいですよね。
小説書いてる小説家さんなんかもね、図書館行けば、その作品がたくさんあるんですけど。でもそんなんもう、素人でもAIにサクッと書かせることができちゃう時代ですもんね。いや、まじでAIがサクッと書いてくれる時代なんですよ。もうね、これは文明の崩壊と言った方がいいんでしょうか? それともね、これが一つの人間の文明の進化の経過点なんでしょうか? なんかもう、いろいろ考えさせられちゃいますよ。
私自身もね、IT関係の技術を習得しようとして、それこそ図書館に片っ端から本を読みあさったこともありましたし。200万円くらい使ったんじゃないかと思うんですけど、IT関係の本を大量に購入して勉強しましたよ。今はもうメルカリで売ってほとんど残ってないですけどね。まあ、それらの勉強だとか投資とかっていう下地があるから、今の私があるのは確か。でも今となっては、もうそういうことも無意味になっちゃうんじゃないかなって思っちゃうんですよね。
だからね、もうあと5年もしたら、本屋さんとかそういうのも全部潰れるんじゃないですかね? いや、まじでそう思うんですよ。
まあ、ちょっとそういう意味で言うとですね、これからの世の中、人間の文明とか価値観とかそういったものがですね、大きく変わるんじゃないかなと思って。それこそ農業だとか漁業だとか、やっぱりそういう本来の「人間の営み」に戻るような、そういう勉強だとか、そういう職業が今後は流行るんじゃないですかね?
人間がもっと知性をもつ、っていうよりは、むしろ動物的な本能的な部分、つまり生活や地球や環境といったものに目を向けて、これから世の中、人間というものは適合していかなくちゃいけないのかな、と私は思ってますよ。
というわけで、そんなことを考えながら、今から野毛の方に帰るんですけどね。帰り道には、しっとりとした雨に濡れる神社の参道を見かけてね、なんだか厳かな雰囲気でね、思わず立ち止まっちゃいましたよ。そして、駅へと向かう途中の夜景。都会の明かりが雨上がりの路面に反射して、なんだか幻想的でね。高速道路の案内板なんかも見えて、ああ、横浜だなって改めて感じましたよ。ちょっと雨が降ってるんですけど、まあ、歩いて帰るか。途中でまた何かお腹すいたら食べてしまいそうですね。なるべく無駄金は使いたくはないんですけど、やっぱり美味しいものがあると、ついつい入っちゃいますよね。人間ってね、そういうもんでしょ?
## 📸 投稿画像





