仕事柄、顕微鏡を使った観察を良くしている。
カメラを触って良かったと思えることは、
会社の仕事でも結構、カメラの知識が役立ってくるから・・・
カメラを触ることで、レンズの絞りや被写界深度、受光素子の感度や光量の関係に非常に詳しくなってくる。
例えば、いま会社で使っているのは、マイクロスコープや
画像測長機などであるが、使い方次第でいろんな撮影が可能となる。
最近、ネットで面白いページを見つけて感動したので、ここで紹介させていただく。
冒 忙 房 ぼうぼうぼう
http://www.bea.hi-ho.ne.jp/bokuto/index.shtml
この方のサイト、「工作」というコーナーが最高にイイ!
何というか、ここまで研究熱心な方がいらっしゃるとは
企業もこういう方を、研究開発に採用すべきかと思う。
かくいう私も、かなりマニアックを自負しているが、
研究者に共通する、基本的なスタンスは、
「 DIY = Do It Yourself 自作 」
なのである。
つまり、世の中に溢れている工業製品の開発は、
すべて 「自作」 することから始まっているのである。
そう思えば、マッキントッシュを自作で作った、
彼の語録の中で、一番それを象徴しているのが、
下記だと思う。
"It's really hard to design products by focus groups. A lot of times, people don't know what they want until you show it to them."
-- BusinessWeek, May 25 1998
http://www.landerblue.co.jp/blog/?p=1222
今後の日本の技術開発を担うような、
独創的なイノベーターを創出するには、
まずは、自分が何を夢見たいのか?
そういうところから、初めて行かなければ、
ならないんだろう。