売れまくっている百田尚樹さんの 「永遠の0」
すでに読んでいる人が多くなってきて、
最近、本の感想とか、話をするのが楽しいです。
百田さんのTWITTERでは、人気作家でもてはやされていますが、
戦争をテーマにするという事の重みは、もはや一個人で何とかなるとか言うものでもなく、
間違いなく、あの時代の人類を象徴するような大きなことで・・・
その時代の人たちの恩恵を受けて、
現代の我々が、平和の時代を享受している。
それぐらいの重たいことであり、
少なくとも、我々は過去の時代の人たちに
敬意を払わなくていけない。
そんな気持ちでいっぱいです。
しかしながら、戦争の悲劇的な部分を除いては、
戦争の存在によって、めざましい技術の進化があったというのも、
もう一つの事実だったようです。
当時の日本の工業技術の高さを垣間見れるような
映像があったので紹介します。
ゼロ戦の仕様で重視されたのが・・・
1)燃料タンク 3000kmを飛行できるという異常な能力
2)軽量 旋回性能が良く、速度性能は世界レベル
3)安全性 防弾装備が無い
4)攻撃性 20mm機関銃
ぐらいでしょうか。
そして設計者は、堀越二郎
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/35974
熱く語っています。
戦争を起こすのも人間、
兵器を作るのも人間、
戦争で生きる側も、死ぬ側も、これまた人間
結局のところ、戦争を考える上で、
いつも最後に考えなくてはならないのは、
すべて、これ人間の仕業っていうこと
そういうことを、踏まえて
今後の時代を作っていくのも人間ですし、
後世に伝えるのも、これまた人間です。
戦争の重たい話を、知りたくないと
思う人も多いかもしれないですが、
同じ人間である以上、こういう事実を知ることは
使命であって、人間の宿命として、
丸ごと吸収していくしかないなと、
最近思うようになりました。